スピーチ・メールの生成AI判定

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このブログでは政治には触れないが、候補者の演説やパンフレット手交の場面によく出くわす。先日は維新の会代表選挙として候補者4名が桜木町駅前で各自10分の持分でスピーチ。桜木町はTV映が良いのか、多くの選挙でNHK、民放のTVカメラの放列がある。

ある候補者は自身でパンフを聴衆の中を掻き分けて配布していた。維新の会には投票したことがないので、暇つぶし的にパンフを見た。公約的な9項目が縦書きで記載されていた。多色刷で凝ったパンフ。しかしながら読む気がしなかった。

まず、公約数が多い。どの公約にも現在状況と目標値を定量的に表現されていないこと、および取り組み作戦など具体性に欠けていた。その前に実績の表示もないのでは議員の力量を図れない。

先の兵庫県知事選挙においてSNSからの情報ソースから選挙民は判断したとあるが、You tubeでも図解のないナレーションだけだとタイパから2倍速かショートを見るのが普通だけに、この候補者は時代に取り残されていると判断した。

最後の演者は大阪府知事。ポイントは2点とあらかじめ話し始め、その過程で具体的な予算額を紹介し、実現するための方策を述べた。中身の妥当性は別として、流石に今時の聴衆の心を把握している。他候補より抜けていると思った

話は変わって

メールを見ると右の帯にスケジューラー、連絡先、To Doリストがあり、本文中に予定が記載されている場合、カレンダーをチェックすると自動的に該当日に登録される。連絡先などもあり、それぞれのアプリを個別に開けなくてもメール上で処理できるようになっている。

今月からさらに生成AIとリンクするようになった。例えばメールが長いと生成A Iが要約例を示してくれる。非常にありがたい。

仲間に非常に丁寧な人がおられ、文章がA4 2〜3枚に及ぶメールを送ってくる。5W2Hで表現すれば長くても5行で済むのだが、長い文章では5W2Hのどれかが落ちていることがある。書いているうちに抜けるのはありうる。かっての会社仲間からは5W2Hの***(名前)と言われていた。そっけないと言えばそっけないが、それでも経営陣からは三行以内にしろと言われていたものだ。

ということで、ここまでの文章を生成AIが要約した。

「この文章は、筆者の日常生活での観察や経験を綴ったブログ記事のようです。大きく分けて3つの話題が書かれています。」

  1. 政治家の演説

筆者は、ある候補者の演説を聞いて、その内容が具体的でなく、時代遅れだと感じました。一方、大阪府知事の演説は具体的で分かりやすく、聴衆の心を掴むのが上手いと評価しています。

  1. メールソフトの新機能

筆者の使っているメールソフトに、生成AIを活用した新機能が追加されました。この機能は、長いメールを要約したり、スケジュールや連絡先を自動的に登録したりするのに役立ちます。

  1. 丁寧すぎるメール

筆者は、非常に丁寧で長いメールを送ってくる人がいることに触れ、5W2Hで表現すれば短く済むことを指摘しています。そして、以前の会社員時代に5W2Hを徹底していた自身の経験を振り返っています。

いやはや 生成AI 恐るべし。わずか2秒で要約された。我ながらこそばゆいところもある。

調子に乗って、今回のブログのタイトルは何が相応しいか?と生成AIに聞いてみたが、いずれも紋切り型で面白くない。

そういえばyou tubeなどで実際の人物ではなくアバターが取り入れられていると、内容がどうあれ興味が削がれる。例えば生成AIの指導により野球をしても勝てないだろう。横浜ベイスターズが勝利したのは情熱底力と団結力。そこには生成AIは1mmも効いていない。生成AI で失職すると恐る人もいるだろうが、恐ることはないのではなかろうか。あくまでも踏み台・参考書程度だと(今は)思う。

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