看護の日(5月12日)を前に、とあるビル内で血管年齢、脳年齢測定ブースがあったので散歩の足を止めた。健康志向の中、人気があり 暫しの行列を必要としたが、いずれも実年齢より15歳若い結果でホッと一息。3年前は25歳若かっただけに少し残念。(測定法が全く違うが)3年間で10歳も劣化したのだ。
血管は弾力性ありと判定され問題なくクリヤー。脳年齢も15歳若い結果であったが、どうみても脳活動のうち動体視力を測定しているので本当に脳年齢と一致しているか不思議。脳年齢の測定法は画面に数字が①〜○35まであり、①から②と順番に押し25番目までの時間と探す時間をチェック。二回実施。一回目は数字がばらついてはいるが固定画面。二回目は都度シャッフルしてのトライ。座る位置と画面の距離が近くて画面を俯瞰できないブース構造。離れてみるとわかりやすいが、手が画面に届かない。反射運動神経を競っていることで、理解考察能力・記憶など脳の他の部位の働きを反映しているのか専門の方の意見が欲しいところ。でも結論は15歳若いのだから良いではないかと。
問題は次のコーナー「野菜摂取チェック」では及第点ギリギリの状態で看護師さんから要努力を言われてしまった。皮膚のカロテノイドを光学測定するもので抗酸化レベルがわかるとのこと。カゴメとドイツのBiozoom servicesが共同開発した装置と説明があった。看護の日ブースでは明治安田生命がかごめと協賛の形で測定しておられた。
この装置に手のひらを乗せるとレベルが判定される。レベル8以上が必要に対して緑ゾーンの最下位レベルの結果で「泣の繰り上げ合格」。
トマトジュースを毎日摂っていても足らないとは残念至極。先のブログではこれから目指すはFlexitarianと書いた。「1週間に肉10g程度にするのが地球にも健康にも良い」と記載。興味とブログアップの責任もあるので実行しているつもりだが、実際は付き合い外食、家庭においては、やはりスタミナは肉でしょ!的な雰囲気があり、目標実現は遠いと実感しているところ。
そこを見える化装置で見事に暴かれてしまった。皮膚表面で観察されるには野菜摂取して2〜4週間後だとのこと。ブログアップしてまだ1ヶ月未満なので・・・と見苦しい言い訳せずに目指すは合格安全圏。がんばろう。
ちなみに一日の野菜量は350gとのことで、6ベジ摂って下さいとアドバイスをもらった。1ベジは片手分の野菜でサラダ、野菜炒め、おひたし、野菜ジュース、ミニトマト5個分とのこと。
本当にこれだけ摂っている国民はいるのだろうか?として厚労省「国民健康・栄養調査」 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/gaiyo/k-eisei.htmlをチェックした。その結果が以下の図である。
総数で見ると国民の30%はクリヤーしている。ただし、平均値でみるといずれの年代層も350gには到達していない。特に、若い層は肉偏重食になっている。 一方、高齢者は比較的摂っている。これは何故だろうか? 年金暮らしになると時に高騰する野菜の量が少なるはず。だが、年配者ならではの工夫があるはずだ。(農家ではご高齢であれば野菜中心になるだろうが、)都会の年金高齢者は特に工夫が必要だ。
さらに超高齢者になれば嚥下障害もあるだろう。少量のゼリー状でも野菜成分を摂る必要がある。そこに新規ビジネスが興る可能性がある。筆者のカテゴリーの一つであるナノテクノロジーが活かせるのではないかと密かに期待している。