パソコンはおろかスマホでも機能の1/100しか利用できない我が身にでさえ、2025年は容赦無くAI怒涛の波が来た年だった。
秋の横浜山下公園での区民祭において弁護士協会のパンフを見て驚いた。そこには「何か問題があれば、誰に相談しますか?」の設問があり、弁護士・家族・AIにチェック。弁護士が今後来るAI波動を受けているなと感じた。弁護士の項以外にチェック。それでも抽選で結構高価な景品を頂いた。そのほかに行政書士、医者、歯科医のブースもあり従来の受け身的な姿勢に対して今後AI登場により何らかのプラスする必要性があると感じた。
その我が身においてAIを活用しているかと問われれば
1)調査検索 AIの範囲は当方の専門外の知らない領域からでも引用してくることに驚いた。ただエビデンスを開示しないので、面倒な作業が必要。当方の専門領域においては、そこそこやるなぁ〜の印象。専門外での調査検索においては知らなかった。抜け防止には非常に有用だと感じた
2)複雑な文献・情報の要約と複数情報の比較整理
3)イラスト・動画の作成 パワーポイントではアニメ、漫画、写真、動画が有効。それに対して高齢大学教官の発表資料は文字・文字・文字。現代においては読み解くコスパに劣ると一笑に付されかねない。
それがAIを利用すると見事に文章の意図を整理してイラスト・動画に変換。小生は2025年の後半にGemini3の能力がアップしたことで利用を始めた。
以上、2025年はAIが「便利なツール」から「社会のOS(基盤)」へと変貌する転換点を目撃したとも言える。2026年以降、この傾向はさらに加速し、AIを使いこなすか否かの差は単なる「スキルの差」ではなく、「生存戦略の決定的な分岐点」となることが言われている。
2026年以降の社会の姿は「AIエージェント」と「物理的AI」の融合と言われている。2026年からはAIが画面の中だけでなく、現実世界の物理的な作業や複雑な自律判断を担うようになる。AIエージェントとは複雑な多岐にわたるプロジェクトを自律的に制御・完遂する。外部との交渉までAI連携がある。すでに大企業同士のAIエージェント契約が報道されている。
事務処理 経理・決算処理、 翻訳・通訳 進捗管理は合理化される。中間管理職は今でも立場が危ういがAIにはできない「新規ビジネスのネタ・実現力」が求められるだろう
物理的AIは次世代ロボットで建設、介護、看護などで活動する姿が予想される。
小学生からプログラミングの学習を開始しているが、本当に必要か?コーダー(仕様書通りに書く人): AIが自律的にデバッグし、コードを生成するため、プログラミング言語を覚えているだけのエンジニアは不要。求められるのは「システム全体の設計(アーキテクチャ)」を考える力と言われている。
これから就学する人、大学院を卒業し社会で出られる人は従来の(知識量&質が優位である)方程式が通用しないことを覚悟することが必要だろう。それを生き残るには AIの欠点を攻めること。 それには
- AIは失敗例を集めることはできない。失敗は成功の素は今でも通用する
- AIは論理。 非論理(直感)(情感を汲み取る力)が勝負を決める
- AIを部下扱いにしてAIが失敗しても責任を取る姿勢
以上のまとめをAIグラフィックに描いたところ次の図となった

イラストの構成解説:
- 左側(2025年:高度なツール) AIが「最高の助手」として完成された姿。人間が主体となり、AIを駆使して複雑な業務を効率化している様子を描いている。
- 右側(2026年以降:社会のOS) AIが画面を飛び出し、自律的なエージェントとして街やプロジェクトを動かしている姿。フィジカルAI(ロボット)との融合や、人間が「AIを束ねる指揮官」として活動する未来像を表現。
横浜の除夜の鐘は船舶からの汽笛。2026年に向けて我々も出航!