電車ドアの両サイドに立っているドアマンはただでさえ邪魔なのに、スマホをのぞき込んでいると、降りる人はそれを避けながら降りるので余計に邪魔。気の利かない人に対して、何故降りる人が気を遣わないといけないのか? 一生懸命にスマホで情報をとって勉強しているのならまだ許せるが、多くはゲーム。
昨日、スマホを切り替えた。今までの携帯の経歴を踏まえてメニューを選択する段になって店員がややオーバーな表現だが絶句、「あなたはこの1年携帯インターネット使用は毎月ゼロに近い。珍しい!」。 それもそのはず電話、メール、Lineだけ。地図を見ながら目的地に向かって歩くことはしない。大凡の住所が分かれば行き着ける。つい最近までクルマのナビは不要でも不便を感じたことはない。
第一、頭が退化するではないかと世の中に独りで反旗を翻しているようで、みっともないか。家族の反対にあってナビが標準実装されたクルマを購入したものの、反対した家族は運転せず、もっぱら運転者は筆者のアッシー君とあってナビは無用。これもみっともないか。
面白いスタンプが送られてくると、そのセンスに感心して微笑むのはスタンプだけの理由ではなく、送ろうとしている人の心情に触れて微笑む。分かっているがコミニュケーションは人と人強いては社会における潤滑剤。
さて、話の前置きが長くなった。電車のドアには「引き込まれない注意書きや、小さな広告が貼り付けてある。ところが、京急電車のドアにはQRコードが貼附されている。まぁ。読み込めばWEBに飛んで多分広告・宣伝だろうと思っていたが、これが大違い。仕組みはホームドアの開閉を制御するためである。(ものづくり7月号に記事あり)
電車がホームに滑り込んでくるとホームの上部にあるカメラから、車両の種類、6両か10両かの車両編成、ドアの数を読み取り、ホームドアを開閉する仕組みである。 車両の長さに応じて閉じたままのホームドアもでてくる。 京急は3ドアが一般だが、快特は2ドアなので、この車両が到着すると車両中央部のホームドアは作動しない。
ホームドアと電車のドアは若干の時間差で開閉するが、車掌が電車のドアを開閉すると無線でホームドアが開閉するような仕組みにはなっているものがある外、それぞれを車掌が作動させることもあり、乗降客安全確認第一の車掌にとってはドア作業は負担になっている。
浅草線新橋駅から順次セットアップするとのこと。ただ浅草線新橋には都営地下鉄、京急、京成、北総などは相互乗り入れになっているで、各社対応するようだ。
凄いと思ったのは、電車ドアの前には人混みがあるのでQRコード読み取り不良になるだろうと思いきや、30%~50%程見えれば適用可能とのこと。またスマホでQRコード読み取り時はピントを合わせる必要があるが、電車は多少停車位置がずれる。どんな仕組みなのか面白い。カメラの数は3台あるところがミソか。
人の話を半分だけ聞いてアクションを起こし失敗することが多々あるだけに、電車のQRコードに感心するのはみっともないか。それとも微笑ましいと思ってくれるのか、それは日頃の可愛さにもよるか。 でも、家族に指摘されたのは、とっくの昔に知っている。You tubeでも見たと。あっ、更にみっともない。