太陽フレアとは何? 野球解説者の小西徳郎が生きていたら言いそうなフレーズ “なんと申しましょうか 野球ならビックイニングとでも言いましょうか黒点集中による爆発ですかね?” 呑気な話ではない。
非常に大事なことを京都大学が教えてくれた。2026.02.06
太陽活動が地震の引き金になる可能性―電離圏と地殻の静電結合モデル―
要旨を引用すると
太陽フレアなどの太陽活動が電離圏に電子数密度の変動(電離圏擾乱)を与えるほど大きい場合、地震発生そのものを促す可能性があることを示す新たな物理モデルを提案しました。地殻内の破砕帯と電離圏が「巨大なコンデンサ」のように電気的に結合していると考え、太陽フレアなどによる電離圏の電子数密度の変動(電離圏擾乱)が、地殻内部に電気的な圧力を生じさせる仕組みを理論的に示しました
事例として次の2つを紹介されている。驚きです。
- 2024 年1月1日早朝に大規模な X クラス太陽フレアが発生し、同日の夕刻(日本時間)に気象庁マグニチュード 7.6 の能登半島地震が発生しました。
- 2025 年 12 月 8 日の午後2時頃 X クラス太陽フレアが発生し、同日の深夜(日本時間)に気象庁マグニチュード 7.5 の青森県東方沖地震が発生しました。
電磁気に詳しい人は次の図を参照願います。

電気に詳しくなくとも知っておくべきことを自分なりに考えた。まず、太陽フレアが発生すると強い電磁波(X線、紫外線など):約8分で地球に到達
高エネルギー粒子:数十分〜数時間で到達
コロナ質量放出 (CME: Coronal Mass Ejection):巨大なガスの塊。1〜数日で到達
この結果、
通信・GPS障害: 電離層が乱れ、航空無線やカーナビの精度が悪化する。
停電: 強烈な磁気の乱れが送電網に過電流(誘導電流)を流し、変圧器を壊す。
人工衛星の故障: 放射線によって衛星の電子回路がダメージを受ける。
最も身近な被害はGPS,通信障害、停電でしょう。
自動運転の車が出たとしても、位置情報が大幅にズレ、衝突・大渋滞が発生する。地図帳が読めない人はお手上げ状態。 物流トラックはストップ。 宅配ビジネスもスマホのナビで運用しているので届かない。
停電になると、家庭では冷暖房、IH調理器、電子レンジが使えないので、ポータブルガスコンロとボンベの用意の他、お湯だけで食べることができる食料に頼ることになる。 Suicaも利用不可。自動精算も不可。現金支払いの世界に戻る。もちろんEV車は動かない。 こんな状況でもマルチパーパスが有効なのかとトヨタ説が浮かぶ。
大袈裟ではなく、太陽フレアの周期は11年サイクルなので決して絵空事ではない。
一昨年に日本海側特に石川県ではオーロラが観測されたことが話題になったことがあった。今、宇宙天気予報の高度化が進められているとの情報もあり、「今日はGPSに頼らないで、地図帳を持参してください」「△△には〇〇を準備」などのアナウンスがされるかも知れない。
地震は地球内部のプレート衝突によるものは常識で下ばかりを見ていた。しかし、それは結果であって原因が遥か上の宇宙とサンドイッチされたコンデンサーの中に我々は存在しているとの見方の視野の広さに驚いた。地震の予測が今以上に精度が上がることを期待する。地震災害最小化策として、この研究に国家資金を投入してほしい。