野球観戦ボリュメトリックビデオ

巨人ファンにとって憂鬱な時期が続きそうだ。選手層が高齢化しつつあり配置転換も噂される中、新人が頑張っている。どこかでエネルギー切れがないのか心配になる。

と書くとブーイングの嵐になりそうだが、その一方で東京ドームでの放映には最新技術が織り込まれているのには驚く。技術開発のエネルギーはどこまでも続くのはありがたい。今までも臨場感を出すためにアンパイアにカメラを付け、投球動作を撮影していたが、今話題の最新技術とは「ボリュメトリックビデオ」である。

「ボリュメトリック」の言葉から想像するにボリューム(体積)を撮影するビデオだろうと予想はできる。馴染みのピクセルが2次元(平面)であるのに対して小さな立方体単位からなるボクセルの時間軸連続(3Dスキャニング)記録とでも言い換えができるか。

実際にドームでは98台ものカメラをフィールドに設置して撮影。98台からの情報を即座に合成して立体的に見えるようにしている。東京ドームには時々行くが、本当のところホームランを打っても、打球音と歓声でなんとなくホームランと分かっても、打球の軌道がわからず着地での人の動きでやっとわかるのが実態。大型ディスプレーで再現シーンは出るが、新技術ではボールそのものにも焦点が当たって軌道を遍く追随している。実際にドームで観戦するよりわかりやすい。図は日経クロステックより引用(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07936/

キャノンが開発し、撮影・処理も担当しているとのことだが、3Dデーターを切り取れば3Dプリンターとして立体像が成形できる。記念のシーンについて3Dプリンターとしたいと希望する人はいるだろう。データー販売もビジネスとしてありうるのではないだろうか。観客が映り込むとまずいのでデーター販売も限定的になるだろう。欲しいのは”サッカー三苫選手の3mm” “大谷vs.トラウト対決“

スポーツ選手の体の動きを立体的に解析してオリンピックに備えるなどは筑波大学などで行われてきた。その場合は複数のカメラがある実験室での動きをキャプチャーしていた。しかし本場で再現するのは至難の技ではなかろうか、多分違うところを見破るには凄腕のコーチしかいない。野球で言えばプロの選手はそれなりに実績があり、こだわりがあるので素直に聞かない。ダウンスウィング、アッパー、ドアスイング、神主打法etc. 究極は長嶋さんの「スーッと入ってきた球をカーンと打てばいいんだ」、もっと古くは川上哲治の「止まって見える球を打つ」の極意は言葉で表現できない。とするならば、その時の身体の軸、筋肉の動き、目の動き、バットの軌道、投球動作のタイミングとの時間差において、どのように動きがあるのかを3次元時間スキャンで解析ができるなら、AIコーチの方がよほど頼りになるだろう。

投手の癖も全部丸裸になるのは困るか(笑)。少なくとも妙な審判は不要の時代になる。判定に疑問のリクエストもない。審判侮辱で退場シーンもない。故意死球の時は試合総括責任者が判断して、ウグイス嬢が放送して終わり。乱闘は試合没収とルールも変更。MLBのような投球動作、打者の時間制限を設けるより、はるかに良いと思うが皆さんのご意見はどうだろうか。今までグラウンドにいたはずの審判がいないのは面食らうだろうが、そのうちスコアボードだけで十分なことになりそう。

データー野球の大先輩である三原脩監督、野村克也。WBCで三原マジック(統計データ)を駆使した栗山英樹の成功はデーターに重きを置きつつ心理面での解析応用に優れたからだと思う。今後、このボリュメトリックビデオ技術が織り込まれていくと、どのような采配になるか興味深い。

巨人ファンの皆様。東京ドームで試合を重ねるたびに巨人はAIコーチの指導を受けられます。そのおかげもあり、浮上するでしょう。きっと。どこまでかは“知らんけど”と関西某球団ファンが言いそうだが。

なんば歩き初心者

卒業・入学式が終わったが、女性の着物姿を見るとやはり日本はいいなぁと思う。ただ足元は着物に調和した履物ではなく、持ち物の履物の中でなるべく合わせるべく選んだとしても違和感がある。もう一つ気になるのは歩き方。

普通の歩行スタイルは西洋式。手と足が交互に動く。和服であれば小幅な内向き歩きか、なんば歩きをしないと前が崩れやすい。西洋式は左右の手と足が交差することで身体を捻りながら歩くのに対して、なんば歩きは手と足の方向が結果として一致しているか、または手を動かさない。極端には能・狂言における両手を腰前にあて腰を落としつつ、(スキーのストックを持って、やや前屈み重心で)移動をする様と言えば分かるだろうか。

若い人はそれを教わっていないので無理もないが、中高年のおばさま族も西洋式でお歩きになっているのを見ると、「いや帯がなんとか、染めは京都の誰々・・の物で高かったのよ」と口では言っても、お里帰り知れるので注意が必要だ。その京都では観光客が舞妓さんライクの着付けをして闊歩している様を見ると、チグハグ感は拭えない。その時になんば歩きをしていれば、都人も認めるであろうが。それが着物を生かした“はんなり”となるがどうだろう。ちなみに“はんなり”を多くの人は誤解をしているので、参考までに翻訳すると“上品で華がある”である。

と偉そうなことを言いつつ、自分は昨年トータル*****万歩歩いただの、距離では*****km歩いただの、バカ丸出しの結果を吹聴して憚らなかった。いやはや。結果はどうなったか。恥ずかしながら言えば、確かにふくよかなお腹周りは引き締まったが、膝の柔軟性が劣り、足先が痛むことの副作用を味わうに至った。知り合いに2万歩/日を実践した強者がいたが医者から強く止めるよう指導があったとこぼしていたことを思い出し、当方も歩数については(このブログでも文献情報をお伝えしていることもあり)8000以上 1万歩未満とすることにした。

さて、とはいえ傷ついた膝と足先対策をどうしたものか・・が冒頭のなんば歩きを当面実践してみることにしたのが理由である。

侍は脇差を腰に刺しているだけに手を現代のような振り方はできない。下手にしようものなら隣の人に当たり傷害事件にもなりかねない。庶民も腰回りに身の回り品物とくくりつけるか、天秤棒で物売りでは今式の歩行スタイルでは商品が捩れて歩行どころではない。など事情はあっただろうが要するに身体は捻らずに上下運動だけ、前進には身体をやや傾けてその重心移動のベクトルで体がついていく方法らしい。確かに腕を大きく振りつつ捻りでは運動エネルギー(二次モーメント)ロスは大きい。

なんば歩き1ヶ月。正直なところ慣れない。意識している間はなんとか形にはなっても、ここぞという時には元の西洋式がつい出る。本来は咄嗟の難場の時に“なんば”でかわすはずだが、ニワカなんばでは習得はムヅカシイ。だが、少なくとも分かったことは坂道・階段昇降ではなんば歩行が楽。これは言える。

ものの本によると、元々日本人はなんば歩きが基本だったのが明治になって庶民も西洋式の軍隊のように訓練する中でなんば歩きをしなくなったとある。ある日 you tubeで自衛隊、防衛大学などの総合パレード風景を見た。揃って行進する中で一人だけ先頭で捧げつつのリーダーの歩き方が違うことに気がついた。普通は膝を伸ばして踵から着地するのに対して、その人は膝を伸ばさず、後ろ足を前にスウイングして置きにいくスタイル。捧げつつの剣を持っているので手は振らず腰の位置。“準なんば歩き”とみた。リーダを務めるのだから勉学・実学において優秀なのだろう。筆者はある企業の新人教育の一環として、朝霞自衛隊に体験入隊をさせられた。40kgの土嚢をかついで100m競争だの、歩行整列訓練だけだったのだが、毎日これを平然とやってのける自衛隊の人の体力は凄いと感心したものだった。それを思い出し、このリーダーの歩き方は合理的な体力の使い方ではなかろうかと、長い時間をおいてフラッシュバックしてきた。

と書いてきたが、文章がチグハグで軸がないことに気がついた。肺活量が大きいと一呼吸で一気に書くことができるが、肺活量が小さいと、小刻みな息継ぎの度に文章が揺らぐ。書く前に肺活量を大きくすべきであるとの奥方のアドバイス。その命令を免罪符として今日も街をぶらぶら。にわかなんば歩きで。

コオロギの前に「おから」でしょ

少人数の勉強会のあとの会食はコロナの時は弁当だったが、昨日は久々の居酒屋。それだけに話題が盛り上がり。やはり潤滑油はアルコールだけでなく、コロナから解放された気分も後押しとなった。当方の小さいテーブルでは元大企業副社長、トップ大学名誉教授、国立大学名誉教授に幹事と小生の5名。話題は「このままでは日本はダメになる説を唱える1名の名誉教授」それに対して元大企業副社長は「その見方は間違いで、具体的には・・・」と譲らない。もう一人の名誉教授は「専門外領域にはタッチしない」。それぞれである。当方は元副社長と同意見ではあるが、その事はどうでも良い。専門外領域は情弱になりがちだが、表面的で深掘りしない情報で自分は正しいと信じてしまうと、論点は相手にどのように勝つかに移ってしまう。この姿勢はなまじプライドがあるだけ厄介。

前置きがいつものように長い。何を言いたいのか。それは偶然にも図書館で1冊の雑誌を手にしたからである。その領域には当方は全くの素人。情弱の極みではあるが、赴任地で一部を経験したこともあり納得するところはある。雑誌のタイトルは「アレルギー疾患と環境」アレルギー72(2)144-150.2023 国立成育医療研究センター大矢幸弘氏の総説。

おりしも花粉症の時期だけに興味があったことと、大気汚染と喘息の昭和45年当時の公害問題から書き起こしており、当時を知らない人にも全容が理解できる文献であるのがその理由。

筆者はこの領域には情弱であることを許して頂いて、この文献ではエコチル調査(赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときから13歳になるまで健康状態を定期的に調べる、出生コーホート(集団を追跡する)の結果をまとめていることもあり、生まれてからより妊娠中の母親の生活が大きなウエイトを占めている事例が紹介されている。

大人の常識が胎児から低年齢ゾーンに適用できると考えがちだが、この文献ではやや違っている。妊娠中のお母様は特に注意が必要。

その一つが魚介類の摂取。飽和脂肪酸より不飽和脂肪酸が好ましい。とりわけオメガ3と言われる脂肪酸が良い。さらにEPA,DHAの摂取が好ましい。耳タコ状態で食用油の選択やサプリを購入する。(筆者もその一人)だが、n-3PUFA摂取量が多いと幼児のアレルギー性鼻炎/花粉症、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎でのリスク上昇が認められたとのこと。

ここでn-3PUFAについて復習すると、飽和脂肪酸は二重結合が0に対して1つ以上含むのが不飽和脂肪酸。オメガ3は二重結合が3、EPAは5、DHAは6個分子中に含む。オメガ6は意外にも二重結合は2個なので要注意。エイコサペンタエン酸、DHAはドコサペンタエン酸と化学式にしては愛嬌のある名前。

その他、毎日使用している洗剤は共生する微生物嚢と生物多様性を低下させ、有害微生物の上皮下組織への侵入と上皮修復機能が低下する。妊婦さんで頻繁に医療用殺菌剤を仕事で使用していた場合、妊婦から生まれた子供は気管支炎喘息やアトピー性皮膚炎になる割合が高いとのエコチル調査は報告している。妊娠中には風邪薬も避けて耐えている人が多い中、気が付かない要因でエピジェネテックな影響があることを知った。

それを知ったら、タンパクは将来なくなるからとしてコオロギが話題になっているが、エピジェネティックが明確になるまで待つのが賢明ではないだろうか。

それよりも、日本人の足元には「おから」がある。豆腐製造工程で排出される「おから」は年間4万トンとも6万トンとも言われており、多くは廃棄されている。以前は学校給食に出さたこともあったが、なぜか今はない。生おからは足が早いので流通には乗らないのだろうが、過熱蒸気処理した乾燥おからはそれがないので販売されている。もっと活用すべきだろう。野菜との和物にも好適。豆乳・牛乳に入れてもコクがある。

言うだけは誰でもできるので、早速スーパーで乾燥おからを購入し使用を開始した。日本人の胃腸とそこに住む菌と長い付き合いで証明されている「おから」や「きな粉」を利用しつつ、コオロギについては医学面でのエビデンスを蓄積していくのが好ましいと思うが如何だろうか。近くの良品店ではコオロギパウダーの売り場は消えていた。

放流は生物多様性を損なう。さて人間社会は?

学校行事だろう、孵化した幼魚を子供が一斉に放流する様子をTVなどでよく見た覚えがある。「帰ってきてね〜」の可愛い声と一緒に微笑ましい風景。漁業関係者は当然ながら放流した幼魚が成魚で戻ってくれば経済的には潤う。

そこに、なんの疑いも持っていなかったが、ある論文が発表されて驚いた。

「北海道大学とノースカロライナ大学の共同研究チームが「放流しても河川に魚は増えない、長期的には悪影響」の論文を発表した。」(研究論文は、米国科学アカデミー紀要(PNAS:Proceedings of the National Academy of Sciences)に2023年2月7日付けで掲載された。)30数枚の膨大な英語論文であり、かつ理論式を駆使しているので全文に目を通すには頭がついて行かない。ポイントは

魚の放流は既存の魚類群に影響を与える。放流された魚は増えることなく、既存生息している魚など生物群集を減らす。実際の河川における魚群集の調査と理論式が概ね一致している。実際に魚群集がどのように変化したのかは次の図を参照して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

感心するのは着眼点、理論式、そして長年に亘る実地調査であろう。

この文献を見て、つい、人間社会にも言えないか?と鈍い頭によぎった。

4歳では遅いとあって英会話、ダンス、ピアノ、バイオリン、更には塾通い・・・土日は子供の将来のためとして、これらの送り迎えなど土日もゆっくりできない両親。そして然るべく学校に入り、やがて一種の孵化設備から脱して世の中に放流される。でもその放流先はよく似た人が集まって入る会社や組織という次の養殖場だったりして。そこで泳いでいるうちに淘汰される一方で全体組織の質からも影響をうけ金太郎飴的質が養生されてダイバシティは失われる。定年後に本当の放流がなされた途端に戸惑う。昔“濡れ落ち葉”の言葉があった。定年後何もすることなく奥さんに何かと付きまとう哀れな亭主をさしていた。商店街で小さなお店を持ち、たとえ経済的に恵まれていなくても明るく夫婦で支え合って暮らしている風景を羨ましく思う。

社会の流れがそうだから、我が社も主流になりそうな動きに乗り遅れないようにと飛びついたBEV一本槍はどうか。ディーゼル燃費不正がバレ、BEVという乗り合い船団的仕掛けを作り、急いで乗り始めた。だがBEVを進めたとしても自国の利益につながらないばかりか労働環境悪化につながるとわかり始めた。ウクライナ案件がトドメを刺した形でドイツが船団から離れ始めた。同調してイタリアも。BEVオンリーでは電力事情やインフラ整備が未十分なアフリカ・その他の地域に対するビジネスチャンスを放棄する形になる。彼らからみたらHEV・FCVおまけに水素エンジンとダイバシティ方針のトヨタが完全に掌握するのは具合が悪いと気がついたからでもあろう。

笑ってはいられない。日本国内を長期的に眺めるならば確実なのは人口減少である。

農業・工業・一部サービスはロボットやAIで補うことができるが、人の生活・特に移動手段については深刻であろう。現在の人口は1億2000万人だが2045年には2,000万人減少。地域別で増加するのは東京0.7%増のみ。減少率の大きい県は

秋田-41.2%         青森-36.9%         山形-32.1%         高知-31.9%         福島-31.4%

岩手-31.3%         大分-30.5%         徳島-29.3%         和歌山-29.2%     山梨-28.9%

驚くべきである。この地域の中において、さらに過疎地域において鉄道は廃止の憂き目になり、乗り物が存在しているかも疑って方針を決めることになりそうだ。少なくともBEVではなさそうだし、給油所も少ない、水素ステーションも少ない。乗合タクシーが稼働し始めているがが、ショッピングセンターも人口減により寂れるとなると生活の質=生きがいにも繋がる。複数県統合すれば却って過疎化が進行しかねない厄介な問題。

過去の事例踏襲(例えば産業都市政策)は取れない。従来の教育、会社生活の中で共通としてインプットされた(一種の情報教育の放流・育成)だけでは正解とはならない。

先日、米国の大学に留学され帰国後は旧帝大の教授になられた人と雑談した。留学された大学の研究室において後継者を選ぶときは、他大学から招聘するとのこと。いわゆる子飼いの中から指名すると、選んで頂いた教授を超えられないとのこと。そうやってダイバシティを維持しているのかと納得した。日本企業のサラリーマン社長の継承パターンとは真逆で弊害を時々見るだけに新鮮に聞こえた。

顔パス・新QR ・新タグ

以前に大阪の企業で入館の際に顔認証システムを試行のニュースがあったと思ったら早速JR大阪で実用化された。今のところは定期のみの運用で、そのためには顔写真を送付して許可されることが前提。昔は歩く速度が東京より速く、それが商都の勲章的なところがあった。開発したメーカーが大阪であり、実用化に踏み切ったのも大阪。なんとなく分かる。

今の東京ではシニアのノロノロが律速に加えて若者の携帯歩行により以前より格段に遅い。シニアのノロノロの理由は日がな1日をゆっくり過ごすには適しているからでもあるとして、歩行時に若者が瞬時を惜しんで漫画をスマホで読まなくてもと思うのは筆者だけではないと思うがどうだろう。

さて、元に戻って“顔パス”と仮称。しっくりくる名前。会社では以前は守衛さんが社員の顔を覚えていたのを置き換えただけ?とシニアがいえば、それは単独ビルオフィスの話で今は数社が入居しているから、そうはいかない。反社の人を社員が関わることなく拒否できることも採用の理由だろうか。顔パス・指紋認証などでDXするのは理解できる。社員でない訪問者は従来、受付で用紙に記入して担当者への連絡をお願いするのが普通だった。東京大改造の流れの中でITインフラの整った新設超高層ビルに集中している。自社ビルの建て替えまでの仮オフィス利用のケースも多々ある。入居社の数だけ受付が共通フロアにひしめく状態になるが実際はそうはなっていない。

訪問者がオフィスに入るやり方の一つにQRコードをゲートに当ててバーを開ける方式をとっているビルがある。その会社とはコロナ渦中は訪問することなく、訪問再開と思いきや知らない間に移転しており、QRコード方式が採用されていた。ビルのメインフロアーには訪問先の受付がない。事前に訪問をPCやスマホで約束すると、先方から入館証QRコード発行するナンバーが送付されてくる。メインフロアーにあるQR発行装置に数字をインプットし入館証を受け取る。その入館証をセキリティゲートの読み取り部にあて入館する仕組みとなっている。高層ビルを共用している会社ごとの受付はあるが、QRコード発行と同時に訪問相手のスマホに連絡が届き、受付で待っていただくスタイルなのだ。スムーズな流れである。DXの一端であり防犯も兼ねている。以前なら記入しながら受付の人と会話することができたが、それがないのはちょっと残念だが。

ビックサイトでグリーンファクトリーDXなど8種類の展示会があり、NEC、iProなど数社が顔認証システムを発表していた。多くの人が集まるような場所において特定の人を認識するところまで来ているようだ。指名手配の顔をポスターに貼っている時代が昔はあったなぁ〜との会話がもうすぐ来る。会社訪問において顔が登録されていない場合は上記のようにQRコードにて初回は入館するシステムとなっている。そのQRコードはよく知られている。非常に便利でいちいちhttps;//******と打ち込まなくても即刻アクセスできる。好きか嫌いではなく使わざるを得ない状況になっている。定食屋でも注文できない。これがデンソーの技術者が考案したとは予想外。カンバンシステムの中で効率よく資材及び製品管理のために開発をしたものと思う。これが製品のサプライチェーンが連続して可視化できるツールまでなっているのには感心する。製品によってはQRコードのサイズが合わないこともあり長方形の形も登場している。

ここで、今回の展示会で『えっ?!』と思うブースに目が行った。そこでは現行のQRコードを複写してよからぬことをすることを防止するとして、新型QRを発表。小さな記録面に細緻なQR情報を印刷することで、複写をしても複写機解像度及びトナーのサイズ制約もあるのだろう、再現はできない仕組みとなっている。また、別の展示会では産総研が導電フィラーインクを対向電極間に印刷し、導通確率50%のランダム導通パターンを印刷するタグを発表。具体的には下の図を参照されたい。

日曜日のお天気に誘われて散歩。途中の横浜税関の展示ブースに立ち寄った。模倣品との比較を展示していたが、さっぱりわからない。プロが目利きしているとしても、漏れなく真贋判定するには今回の新QRコードは役に立つのではなかろうか。

尚 コスモサインのオフィスはこじんまりしているが、スタッフの明るく笑いが絶えない雰囲気が漂っている。昨年秋に近くのビルにアネックスをオープン。面談はもちろんBiomicステインの作業やAGTシンタリングファーネス新製品ポーセレンファーネスも設置し、ステイン品の焼成も可能となっている。皆様との情報共有など“揺らぎ+笑の大事さもあり「フード担当が皆様のお越しをお待ちしています」とのこと。是非お出かけ下さい。勿論 大事なお客さまのお顔は脳内QRコードにインプットされていますので”自動顔パス“です。

5G庶民感覚

確かに携帯がないと不便ではあるが、歩きスマホもせず、電車でずっと画面を見るようなこととは無縁だけに機種変更には興味がなかった。たまたま量販店にプリンターのインク購入のついでに、携帯電話会社のブースをブラブラ。最新機種ではカメラの性能が良いのだとか通信速度が速いとか・・それはわかっている。だからといって機種変までは気がすすまなかった。

だが・・・素人の落とし穴を店員さんに見抜かれてしまった。「満充になってから電源を外さず放置していることありませんか? 頻繁に充電することありませんか? 充電しながら利用したことありませんか?」 そう言われる根拠は何? 充電メーターでは100%充電となっているから問題はないはず・・・。それが間違いだと指摘されて、大学時代の電気化学講義を思い出した。電池の劣化度に於ける充電率が100%を示しているに過ぎなく、劣化度が80になれば事実上利用が厳しい。

実際チェックすると90%を切りそうな雰囲気。そうなると鈍い頭でも機種変更を考えないといけないなぁ・・・・となっていたが、そうはいっても費用対効果を考えると躊躇していた。

かくなる潜在意識がある中、事件が起こった。今使っているキャリアの関連会社を名乗る人物から夜8時ごろ固定電話。「契約者のお名前は間違いありませんか?年齢が**以下なら光通信費用がディスカウントすることになったので、年齢の確認をさせて下さい」と。

出だしから怪しい。携帯電話契約の書類があれば直接携帯に電話をするはずなのに、固定電話にかけてきた。サービス契約書には生年月日が記載されているので、わざわざ確認する必要がない。間違いなく新種のオレオレ詐欺だろうと判断した。

対象とは違うと3回伝えても粘る相手。いや値引きがあろうが興味ありません!と拒否したところ、男は何も言わず電話を切った。翌日確認をすると、値引きの案件と年齢の案件は別物であることがわかり、詐欺的行為の手の内とはこんなものかと分かった。

さて、かくなる事件が起きたことで、この本物のキャリア会社には申し訳ないがこの回線を使う気が減衰した。重い腰をあげて機種変更とキャリア変更をすることにした。

一年前から断捨離として生命保険の見直し、使用頻度が低い割に年会費とプライドが高いカード、効果があるのか不明な健康ドラッグ類の見直しをやってきたが、切り替えが億劫だが携帯費用もバカにならないので、この際見直すことにした。

現在では機種変更イコール4Gから5Gへの乗り換えになる。

5G,6Gの世界は理解しているつもりだが、庶民の暮らしにおいて通信遅延時間の短縮は関係がなさそう。遠隔操作による離島の手術サポートなど社会インフラとして必要であるとの理解のもと5G基地局の整備がなされているのは知っている。

先月だったか記憶が定かでないが、NHKが報じたニュースがあった。それは通行人が突然倒れたとして、そばにいた人が救急車を要請すると消防局からの通信で画像を共有して緊急処置を指導するシステムが全国25都道府県で実施されていると報じた。通信速度と容量が大きい方が良いのはわかる。翌日、川崎ラゾーナに所用で行ったときに防災展をやっていたので、消防ブースでこのことを確認した。二人の署員は口を揃えて「初めて聞いた。ホント?」。驚いたのは当方。インフラが進まなければ庶民にとって5G利用は先になりそう。

3Gは廃止され、やがて4Gもその流れでなくなる。庶民はそれに従うだけ。画質が良くなる、大容量のDLが瞬時に可能と言っても具体的にはDL時間より脳の遅延時間が問題であり、テレワークも徐々に元に戻りつつある中、本当に必要の疑問が正直なところ。

話は転じて会社間のメールに対する返信が早い・遅いは社会に於ける会社のレベルと概ねあっていると思っている。返信の遅い会社は社内情報伝達の仕組みが旧態然で社会のスピードに乗らなくても問題はないと考えているのでは?とみる。ここに無頓着な会社が日本には案外多くビジネスチャンスを逃しかねない。いや無頓着は言い過ぎで「完璧な返信をするには時間がかかる。だから遅くなる」が本当かも知れないが、「メールを見た。いつまでに返信する」と返信する人や会社はあまりいない。

この説に従うと庶民レベルでも今は5G,6Gは関係がない・・・と言っていることこそ「遅れてる・・」と判断されかねない。今のところ何を持って判断するのか分からないが、何が利用できそうかと見る目だけは持たないといけないと思う。

(実はこのブログは4Gから5Gへの機種変更手続きの間に書いた。結果として波に乗れない文章となってしまった。いつものブログもそうだとの声が聞こえそうだが)

蒸気機関車とコーヒー

やや固い話題が続いたので、今回はコーヒーを飲みながらの息抜きブログです。

皆さんはエスプレッソがお好きですか? 本格的に高圧スチームでコーヒー粉からエキスを抽出する。カップに注いだ後で泡立てたミルクで表面にハートマークやパンダなど模様を描いて提供されるラテも人気がある。熱いこともあるが、せっかくの模様を壊して飲むには速度が遅くなる。

お店と略同じ性能の家庭用マシンは18万円前後とあって到底手が届かない。いや6万円であるよと言われても、それも手が届かない。そんなとき3,000円前後で買えるイタリアのビアレッティ(モカ)で大外れではないができる。と書いたが念の為お店を訪れると6,000円。蒸気でコーヒーを抽出する原理とはいえ価格も上昇しなくても・・・と冗談の一つも言いたいところ。

コーヒーの淹れ方の多くは豆を挽き、濾過装置のサーバーにいれてお湯を注ぎ抽出濾過するのに対して、ビアレッティは 下部容器に水またはお湯を入れ、コンロの直火で加熱。下部容器の上部にメッシュと濾紙を設えコーヒー粉を充填して水蒸気を通過させる。装置の頂点で濾液(エスプレッソ)が得られる仕組みである。お湯の沸騰準密閉容器内圧力は高くても+0.2~0.4気圧程度なので、本格装置の10気圧には到底及ばない。それでもエスプレッソもどきは得られる。ハートマークを描くと、それだけでテーブルで待っている家族・友人はわぁ〜と驚く、その様もコーヒーの一つの楽しみ方だ。

気楽にと言いつつ、ミルクの泡立ても化学屋らしい見方をしてしまう。ミルクに砂糖を2%ほど加え55〜60℃に加熱し高速攪拌機で泡立てる。甘味もあるが砂糖の分子によるミルクのタンパク質との相互作用(見かけの擬架橋もどき?が形成されていると想像しているが)起泡性と気泡の安定性に関係するからでもある。さらにカップに注ぐときはカフェオレもラテも最初はカップから高い位置からミルクを落とすが、流動する時の剪断と重量により消泡しコーヒーよりミルクの比重が高いためにカップの底に沈む。ついで、カップの淵からミルクを流し込むと剪断速度が極めて遅いため消泡することなく表面に浮かぶ。計算が得意な人は泡のサイズ=内圧と外からの剪断で消泡現象がどの速度でクリティカルになるか式を作れるはずだ。できたら教えて欲しい。膜厚など必要なパラメーターも加えて。

タイトルの蒸気機関車が一向に出てこない! だが感が鋭い皆様ならお分かりの通り、蒸気で抽出する方法は19世紀の蒸気機関車の実用化に始まり、それまでのコーヒー粉を鍋で煮詰める方法などから変化したことに深く関係しているからである。サイフォン方式もアルコールランプで加熱され内圧が高くなり上の容器にお湯がいき抽出する仕組みで広い範囲で蒸気機関車に触発された抽出とも言える。

ご家庭では圧力釜の1つや2つはあるはずだが、慣れていない男にとっては圧力調整弁からのシュッシューと音が出始めると気が気でない。釜の1/3を超えるほどに内容物があると噴き出すトラブルがあるからだ。友人は吹き出して天井に張り付いて後の掃除が大変だった、その事件以後は圧力釜も普通の鍋として利用しているとのこと。このビアレッティにも過剰加圧防止はあるものの、本当のところはドキドキ物ではある。

コーヒーの淹れ方も、忙しい人向けには自動抽出やサーバーの上部に一度にお湯を注ぐと徐々に点滴注湯できる器具などある。だが、ゆっくりするときは昔ながらのサイフォンが好ましい。茶店でみる機会は少なくなった。学生の頃はサイフォンの前で講座の助手と話をしながら過ごしたあの風景が思い出される。時効だから言えば、その助手にはお気に入りのママさんがおられたことで、当方はそれに利用されていることはわかっていた。マイルスデービスがどうのこうのとか、コルトレーンのあれが好きだとか、知ったかぶりのJAZZ談義するうちにコーヒーが仕上がりいただく。今流行りのドヤスタバはなかった。のんびりしたモノだった。

これからのコーヒーの淹れ方も技術の進歩とともに変化するだろう。筆者が想像するに亞臨界か超臨界抽出、抽出後の濾液のカラム分離によるテイストの調節などが起こるのではなかろうか? いかにも化学実験室のようでは味気ないので、そこは芸術家の人々が活躍してくれるだろう。蒸気機関車が発明してエスプレッソ。今は電磁石で電車が浮く時代ならば、どのようなことになるのか? 淹れたてのコーヒーを電車に持ち込みゆっくり考えてみよう。

シンギュラリティの入り口気分

京都の友人からリスクリングなんて英語をなぜ使うのかなぁ?と問いかけがあった。日本は経済、医学、科学、その他文化において外国語を的確な日本語に置き換えることで国民に周知することができ成長してきた。それを踏まえずに役所はカッコいいと思って作ったと思うが、再学習であると分からない人にとっては機会損失リスクの(risk-ring)だろうねと答えた。座布団3枚のお返しがあった。

これは笑えるとしても、さて何を再学習するのだろうか? それこそシンギュラリティが迫っているというのに。またここでも英語だ。だいたいこの言葉がしっくりこない日本人代表が筆者だ。日本人は言語面の原因もあり、世界の蚊帳の外に置かれているとも識者は言う。Webによると技術的特異点で人間と人工知能の臨界点を指す言葉とある。DXなど話題がここ3年で良く目にする。ホワイトサラリーマンの職業はことごとく人工知能にとって代わられるとのことなので、子供、孫の職業に影響するだけに、無頓着ではいられない。

さりながら身近に出来事が起きないと肌感覚ですら感じないのが正直なところ。そんな時にこの1週間で経験したことを次に紹介する。

パソコンmacのOSをバージョンアップすべくDLした。次にパスワードを要求されたが動かない。パスワード記録帳を確認しても間違いがない。確定申告のICカード読み取り装置と連携させないと間に合わない。macサポートのあるショップに出かけた。「以前はお客様のパソコンを一緒に操作しながら解決したのですが、今は個人情報の関係でできないです。申し訳ない。電話相談があります」。そうか時代が変わったのなら是非もない。早速、電話相談すると再起動してくださいのみでダメ。チャットではそれ以上なら有償で教えるとのことで申し込むと「少しお待ちください」表示が14時間点灯。待ちに待った答えがパスワード変更方法のみ。早速トライしたがダメ。あぁ〜DLするんじゃなかった〜と反省するも手遅れ。PINコードを試しに入れたら動き始めた。動いたから良かったが、なぜかが分からない。

前回は遊びで使ったChatGPTに今回は本気でなぜか?と質問すると非常に丁寧な回答があり納得。Microsoft支援企業のOpen AIなのにmacの連中より詳しいし、無料かつ丁寧。何のことはない、数多ある情報を拾ってくる速度・精度が人間を超えているのだ。上記に紹介したサポート業務はなくなるだろう。どのような回答だったかmac OSで困っている人がおられるだろうとして末尾に紹介する。

さて、身近なところでシンギュラリティと言えないが入り口にはタッチした気分になったので、色々考えた。

今のコンピューターであればオープンソースを利用してネタを代入すれば論文や特許などの文章作成は多分5分程度で大凡はできるだろう。 論文を査読する方も、拒絶理由を考える特許庁もそれで対処するかも知れない。

例えばクリエイティプネタの論文3、特許を5件持っていれば博士号論文提出は1ヶ月で十分な時代になったとも言える。実験ノートにクリエイティブ案件を記入した瞬間以前の文献・特許・公知情報に対して新規であることが証明される必要がある。論文提出時の情報では瞬間に更新されており無効となる危険もある。それほど情報の移動が速いと覚悟しないといけない。知的財産権も然り。

量子コンピューターがいよいよ実用化してきた。現行のパソコンを数台繋げたコンピューターでも人は追いつけないのに、量子コンピューターでは到底人類は追いつけない。では何が職業として残るのか、基本は体力を使う業務(スポーツも含む)、ロボットを巧みに稼働させる労働(危険な現場、介護、警護)、体力とスキル知識が必要な医者(歯科医)だろう。DXやシンギュラリティで疲れた人を癒す精神科医は生き残る。

そして、技術面ではそんな馬鹿なぁ〜!!と驚くようなことを発想し挫けずにトライする者が生き残る時代になった。 そのような人材を抱える資本家と現在のクレージー技術者などを活かせる時代。それが意外にも早く来そうだ。

時代においてクレイジーと言われ、時には排そ対象にもなったこともあるイノベーションが時間をおいて認められた歴史を考えると、今でこそシンギュラリティの新しい言葉で表現されるものの、実は通底するものは共通している。但し、その速度があまりに速い。それも楽しみに利用する側に立って挑戦するか否か我々が問われている。

ChatGPTで遊んでみた

あっという間に登録者1億人と話題急上昇のChatGPTに早速アクセス。評判は総じて良いようだ。不謹慎ながら練習を兼ねて遊んでみた。2つ取り上げるべくトライしたが、それぞれ長い文章なので趣味のコーヒーに関してのみ紹介する。Microsoft支援のChatGPTを知ったのはGoogle のyou tubeと皮肉だが、Googleは同じくAI ChatのBardで猛追するであろう。

結論は他の人の評判通り情報の整理が非常に明確で、かつ日本語として違和感のない表現で返してくれ、追加の質問にも返答がくる。今までの検索エンジンやチャットではない機能だ。ただ、AIであるだけに既存情報をベースにしているので、それ以上の考察や推論はもちろんない。

言ってみれば、どの分野にも精通している物知りな人が何百万人もいて回答をしているように思える。ただ、追加質問をするとソースが同じところからとっているのだろう、同じフレーズを繰り返すなど頭が固い中高年と似ているなぁと思えば納得するであろう。

検索エンジンの宿命であるが、ネットも調査対象になっていると、そこには混交玉石の世界だけに、回答の真贋をみる目が必要だ。文献など根拠が示されないことが多いので、使う方が疑ってみる視線も必要だろう。使用する方、信用する方が悪いとなるケースもあるだろう。昔の技術には精通しているが、最近の開発案件に直接タッチできない技術士は成立し難い職業になるだろう。外国語習得方法も変わる。英語学校が乱立していた時期があった、さらに減少速度は早まるだろう。

日本語が達者であるが、日本を知っているかとは違う。第一工業製薬と打ち込んでも第一三共として返答する。英語名で質問すると、その会社は知らないと返事。昔は工業薬品も製薬と言っていたのは、現在の日本でも知っているのは1%以下なので無理か。

感心したことも言わないとアクセス拒否されるので困る。代表的なことではエクセル関数を探すのが面倒な時に質問すると関数式が表示され、そこに代入することで成立してしまう。これではエクセルなど取扱書は不要。毎日の決算報告書もできるので税理士が将来いなくなる。筆者の英語の文章は拙いのは自覚しており、日本語で言えばお役所文書のようであり、タメ口が入っていたりするであろうと思っているが、今回のChatGPTではフォーマル版、カジュアル版に転換し、ついでに添削した理由も教えてくれる。

それはさておき早速のお遊び

相談)コーヒーの淹れ方の特徴と好きな淹れ方は

回答)コーヒーの淹れ方には様々な特徴があります。世界中で使用されている淹れ方には、以下のようなものがあります。

  1. フレンチプレス:豆から抽出したコーヒーをフィルターを通して減圧することで淹れます。
  2. ドリップコーヒー:コーヒー豆から水を通して抽出することで淹れます。
  3. エスプレッソ:高圧の水を通して豆から抽出したコーヒーを作ります。
  4. アメリカーノ:エスプレッソにミルクを加えて作られます。

個人的には、フレンチプレスが好きです。フレンチプレスで淹れたコーヒーは、豆からの抽出した原味を引き出すことができ、とても風味豊かなコーヒーを作ることができます。また、フレンチプレスを使用することで、コーヒーの淹れ方に対する創造性も引き出せます。

筆者注:人工知能にもかかわらず個人的にはと回答は意外。

相談)コーヒーの酸味は具体的に何ですか?

回答)コーヒーの酸味は、コーヒー豆中に存在する酸性物質から来ます。コーヒー豆には様々な酸が含まれており、それらがコーヒーの酸味を生み出します。これらの酸には、多糖類、シトラス酸、酸化酸などが含まれます。

酸味は、コーヒーのバランスをとり、甘味や苦味と一緒にコーヒーの風味を形成します。また、酸味は、コーヒーの口当たりを軽くし、舌を刺激する作用もあります。酸味は、コーヒーの質と味を大きく左右する重要な要素であり、好ましい酸味を得るためには、適切な豆の選択や淹れ方が重要です。

筆者注 酸化酸の言葉は化学用語にはない。翻訳元をチェックする必要がある

相談)クロロゲン酸ラクトンは苦味ですか、それとも酸味ですか

回答)クロロゲン酸ラクトンは、コーヒーの中に存在する物質で、苦味を帯びた風味を持ちます。クロロゲン酸ラクトンは、発酵や熟成過程において生成されます。このような苦味を帯びた物質が多いコーヒーは、苦味が強いと言われます。また、苦味は、コーヒーの味わいをバランスさせることがあり、他の味覚と一緒にコーヒーの風味を形成する重要な要素です。とはいえ、酸味と苦味は、コーヒーにおいては密接な関係にあります。苦味が強いと、酸味も強く感じられることがあります。逆に、苦味が弱いと、酸味も弱く感じられることもあります。コーヒーの質と味を得るためには、苦味と酸味のバランスが重要です。

筆者注:クロロゲン酸ラクトンは熱湯+時間で加水分解してクロロゲン酸になって、苦味が強くなり、コーヒーカップの縁に褐色として残留する。コーヒーを長時間熱いまま放置、温め直すことはしないほうが良い。ここまで記載あればgood評価。でもコーヒー通でいうところのwashed豆を上手に表現しているのは感心もの。

以下 相談)美味しいコーヒーを淹れるに適切な温度は?

   相談)ドリップ方式において濾紙、布、磁器では味は変わりますか

   相談)エチオピア豆とコロンビア豆では味はどう違いますか

   相談)好きな豆の種類は

   回答)私は人工知能のモデルであり、自分自身の感覚や味覚はありませんので、好きなコーヒー豆の種類はありません。代わりに、コーヒー豆の種類や味の違いに関する情報を提供することはできますので、何か質問がありましたらお知らせください。

筆者注 ここでは人工知能で個人ではないと表現 面白い

このようにQ&Aが続くのでキリがない。

会社訪問の学生が全員同じ回答を用意するかも知れないので、想定回答を人事がChatGPTで下調べするようなど面白いことが起こりそうだ。皮肉だが応募者のクリエイティブを評価することにもなる。学生の宿題や論文を見破るソフトも開発している情報もある。ただ論点整理には適しているだろう。

今回の遊びの回答内容はイマイチのところはあるが、Microsoftの巨額資金をもとに今後は更に進歩するであろう。GoogleのBardとの攻防が楽しみだ。GoogleにはMapなど蓄積リアル画像があり、それとの連携があるので、質問も回答も文章のChatGPTより画像からの質問→回答などの方が最終的にはユーザーから好まれるのではないだろうか。文章の1次元情報より2次元・3次元の情報の方が若い人には適している。

将来の裁判において、Google Bard v s. Microsoft支援ChatGPTの対抗戦になる様子も想像できる。大岡越前の裁きのような人間性はなく味気ない。反省し更生するモチベーションも出ないであろう。そのような社会だけはゴメンだ。それより例えば漫才のネタを関西編、関東編と作成させて楽しみたい。ツッコミはできても、ボケはAIにとって大の苦手のはず。笑はクリエイティブの指標になる。笑っているうちに自分の職が奪われないように気をつけないと。総括するには早いが、クリエイティブ脳と腕が生き残る術なのだろう。ビルや道路橋梁を作るのも、または理髪美容も腕のある人間だから。

そんな意味で今の段階のChatGPTは遊びの範囲に留めておくのが良さそうだ。

フードテロに思う

仕事など午前中からドタバタしていると昼のタイミングを失することがあり、気がついたら14時を回る時もある。「腹が減っては戦はできず」とか言いながら、フードコートをよく利用する。中華、ハンバーグ、チャンポン、スープ類、和定食など色々あるが、いずれも調理時間が短く、素早く食べることができる。

「いただきます」を囁きながら手を合わせる。ところがフードコートでそのような作法をしている人を見かけない。遠くから「おや?」と視線を投げてくる中年の女性は時々おられる。その人はおそらく口には出さずとも心の中で言っているのであろう。多くはスマホに目にやりながら空腹を満たす作業になっている。「ご馳走様でした」で終わると、残りの仕事もやるぞ〜と気力が湧いてくる。これも食の効用であることは間違いない。

フードコートによっては寿司コーナーがあり、寿司職人さんが注文を受けて握ってくれる。多少の時間に余裕があればトライしたいが、残念ながら財布に余裕がないので見送っている。例の回る方式における最近のフードテロの親子などが続出。何故このようなことになるのか。過去にもあったがSNSにより表に出ただけなどコメントも多い。そのコメントは確かめることはできないが、誰にも見てもらえないことをしても“自慢”にならないので、あっても少ないと思う。より深い要因としては食糧・経済事情など見かけ豊かな社会において、食糧の生産〜物流〜調理のありがたさを考えないで生きてきた結果の行為と言えなくもない。

ウクライナは言うまでもない。3.11東北大震災においての食糧供給、ボランティアのありがたさ、豪雪で閉じ込められたトラック運転手さんへのお弁当などを無償提供する人々に対して、人の心は勿論、その時にお弁当を眺めるときに、豪雪地帯においてお米生産や野菜の生産をして頂いた人々に対する感謝の念が自ずと湧いてくる。それが本来の日本人なのだ。

偉そうに講釈を垂れるつもりは毛頭ないが、ほとんどのご家庭では食事の前後には手を合わせる、宗教によっては手をクロスに合わせて主にお礼を言うマナーを躾として教わる。『命を頂く』の命とは動物・魚と思われがちだが、禅を導入した道元は植物にも命があり差別はないと言われている。最近の研究では植物も会話していることが明らかになっているので道元は分かっていた?

脱線するが、同じ観葉植物に褒め言葉を毎日かけるのと、罵声を浴びせる場合において、罵声を受けた方が早く萎むとの研究結果が報告されている。逃げ出せる人間でも絶望するのだから、動けない植物の気持ちはいかばかりか。と同情して元に戻る。筆者は高校時代の夏休みに永平寺でミニミニ修行真似事を経験した(以前のブログにも記載)。修行僧は何においても修行であり、食事の際にも徹底しているのはよく知られているが、同じ空間で経験したので思い出したのが三匙偈や五観の偈である。(思い出したのは初めだけでWEBにて再確認した)

「三匙偈」
一口為断一切悪 (一口目は全ての悪を断つ為に。)
ニ口為修一切善 (二口目は全ての善を修める為に。)
三口為度諸衆生 (三口目は生きとし生ける物を救う為に。)
皆共成仏道    皆、共に仏道を成就する為に。

「五観の偈」一つには功の多少を計り、彼の来処を量る。二つには己が徳行の全欠を忖って、供に応ず。 三つには心を防ぎ、過を離るることは、貪等を宗とす。四つには正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんがためなり。五つには成道のための故に、今この食を受く。

修行僧でない我々は毎回意識することはないが、時々は意識することもあろうかと思う。特に貪等:美食・暴食・好き嫌いの狭量、食作法を弁えない愚かさの認識、実は健康には食事が良薬であるとの項目は現代における糖尿病をはじめとする病には参考になる件ではある。

諸物価値上げが続いている。電気料金値上がりが予定と我々庶民にとって厳しい時期になってきた。日本は長期契約による資源確保のおかげで欧米の何倍もの値上げはないものの、それでも食については従来以上の工夫が必要になっている。夕方の値引きシール食品頼りでは十分ではない。となると、それこそクリエイティブな食糧選択、調理の腕が試される。後年になればそれが標準食となって、それこそ健康にも貢献したとなることを期待したい。日本を救うのは、底力のあるオバチャンと退職して料理見習いのオッチャン。料理スキルとマナー先生としての活躍をお願いします。