来日される人のパターンは決まって「あの東洋のちっぽけな国」「経済が30年も停滞している終わった国」「英語を6年も学校で習っているが喋れない国」のマイナスイメージと「アニメの聖地」「訪日した友人から聞いて完全に間違っていた」のプラスイメージのどちらかand/or 両方が混在している。
日本はあえて自分から「凄い」とか「進んでいる」とか主張しない国柄なので、80年前に焼け野原になった国が復興するにしても大国だとは思わないのは理解できる。日本人は自慢をしても反感を買うだけなので賢明ではないと知っている。 バブルの頃、NYで目立つことをしたことも自分がやったのではないが、同胞として恥ずべきことと思っている
さて、小さくて観光は3日もあれば十分と思って空港に降り立った瞬間に、予定表はあってない状態になる。メルカルト図法の地図では確かにチッポケで海に浮かんでいる日本。だが実寸で見ると南北ではポーランドからスペインまでとなるので、とても3日どころではないのだ。 日本で隣の県に行くことはEUでは隣の国に移動するに相当すると言っている人もいる。 
左図の枠全体が日本EEZ(経済水域)の範囲。
これでは、スカンジナビア南部からアフリカサハラ砂漠までカバーする。東西は大西洋(イギリス)から地中海を含む黒海・ロシアあたりも含む。
ただの海ではないかと思いきや、良質のレアメタルが採取できる。メタンハイドレードは以前からあることは確認されていたが、最近鳥取沖で採取された。このように日本海から太平洋まで資源の宝庫になりそうになってきた。
ちっぽけな国とは自分から言わなくても、世界は認識を切り替えざるを得なくなってきた。壁のシミだった日本代表のG7,Twenty20会議での様子もガラッと変わった。
さて、問題は経済だ。失われた日本の30年説が訪日される賢い人ほど染み込んでいる。GDPの2倍の借金があり返済する必要がある(プライマリーバランス・緊縮財政)。 だが、空港や街にゴミがない、浮浪者もいない、トイレは化粧ルームだと感激する。街中華でもミシェラン星相当を味合うことに及ぶと、経済停滞って嘘だ!と気がつく。
国民が知らされていた“借金”の国債は経理上のグローバル基準を当てはめると、僅か6%となりG7でも優秀レベル。自前通過であるだけに買い換えできる。また「日本の労働生産性はG7最下位」と報道される問題も「生産年齢人口(15〜64歳)1人あたり」という算出法を用いた場合、日本は世界トップクラスの成長率を記録。
日本+1.49%. 米国+1.34 % ドイツ+1.22% カナダ+1.0% 英国+0.9% フランス+0.7% イタリア マイナス
日本は高齢で退職した人もカウントに入れるのでトータルでは成長していないように見えている。 ただ、退職しても年金不足でパート、何か人と関わりたいとの動機で低賃金でも働くシニアも参入しての数字であることに注目される。2000万円貯金があれば老後は大丈夫と驚いたのが数年前で、今はそれでは不足だとか、本当だとしたら実に恐ろしい。消費税の存在は企業経営者が社員の給与を上げたくても心理的に躊躇する一因でもある。それに反対する労働者サポートの政党。ここは賢いとは言い難い。
来日者は日本のおもてなし、保安に惚れて永住したいと希望するだろうが、一定の収入が必要となると、相当の腕と能力が必要となるが筋と性格が良ければ日本人は教育に協力するだろう。 どうか来日する人は予見を持たずに素直に見てほしい。そして
苦言を呈する場合もあろうが、そこは正直に言って欲しい。日本は改善が得意だから。
日本は第二次産業革命が必要である。量子コンピュータ、Ai にならんで宇宙を含む産業特化コンピュータ、物質コンピューター、そしてドイツのSAP、米国のGAFAなどによるデジタル赤字を解消する方向に行くべきであろう。
つい最近、「メルカトル図法世界地図やめて」とアフリカ・トーゴ提案を国連が決議。イコールアース図法を採用するようにと。アフリカのイメージが小さいと誤解されていることを解消したい意図であるが、国土の広さだけが国力ではないことは言うまでもないが、意味もなく虐げられている民としては公平に扱ってほしいとの思いは尊重したい、そして経済的に、文化的にもイコールアースにして無用な争いがなくなるようにと。