イメージの多様性

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 「みなさんは“バナナをイメージしてください”と言われたとき,頭のなかでバナナが見えますか? 最近,このイメージが浮かばない(見えない)特質―アファンタジアが知られるようになってきました。」 と問いかける福島大、山形大、広島大からのプレスリリースがあった。 2026.05.19

 

第一印象は“それはないなぁ”と思いながら年齢別のグラフを見ると少し印象が変わった。

これは質問の内容や仕方が本当に合っているのか?の疑問が強くなってきたのだ。

 

Visual Imagery Vividness Questionnaire (VVIQ) 心の中で情景を思い浮かべる「視覚的イメージ」の鮮明さを測定するための心理学的な質問紙

 

若い人のバナナのイメージは年配のイメージと違うだけで、イメージの幅が広くて答えられないだけではないのか? スーパーや八百屋にある房の形のバナナを見る機会が少なく、ジュース、デザートなど変容したイメージで記憶しているのではないかと自分は思う。

高齢者が経験してきたイメージの量と現在の若者が得ているイメージは違う。マンネリ企画のTVを若い人は見ない。その代わりTikTok, X , YouTubeなどからの情報が多い。この文章を書いている目の前で子供が妙なダンスを披露している。高齢の幼稚園の先生も一緒に楽しんでいる。年齢は関係ない。知っているか知らないか。自分は何やらさっぱりわからない。そこで聞いたところ“インドネシア、舟、ダンス”で検索したら出てくるとのこと。実に愉快なリズムと自在の踊り方はすぐにアレンジが可能で面白い。

高齢者が“くだらん!”と息巻いては置いてきぼりされる。昔の年齢ギャップより現代の方がギャップは非常に拡大していると思われる。両方が知らない情報では年齢によらずゼロ回答となるはず。例えば量子コンピューターをイメージして下さいと質問すれば、装置の外観すらイメージすることはないだろう。まして物質コンピュータになれば理解している人は0.000000000001% ?  それが次次世代では知らないとアファンタジアと言われるであろう。

高齢者が知っているイメージを即答できるとしたら、バナナを“黄色・房”のワードに単純化して脳に納める術を得ていた結果だろうと思う。

この文献を見ながら妙な方向に自分の考えを書いてきたが、年齢層が上下に離れている時の会話の仕方を考えないと理解してもらえない不都合があると自覚することと見た。

最後に黄色・房・果物をイメージする確度の順にあげるようにAIに聞いた。

バナナが100%だと思っていたが違った。

1位:バナナ(圧倒的高確率)

  • 連想確率:約 85〜90%

2位:グレープフルーツ / メロゴールドなど(柑橘類の「実の房」)

  • 連想確率:約 5〜8%

3位:ブドウ(マスカットなどの黄色系品種)

  • 連想確率:約 3〜5%

4位:レモン(木になっている状態)

  • 連想確率:1%未満

2位以下を「そんなバナナ」とオジンギャクを発するか、それともAIのデータベースが米国生活者をベースにしているのだと再確認する人もおられよう。日本のデータベースではグレープフルーツ、レモンは想定外、ブドウが黄色い? それもないなぁ。面白いぞと感ずるかそれはあなた頭脳年齢を測定しているのかもしれない。

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